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 海外留学の費用をどのようにして作っていくのか、頭を悩ませていました。
その日は講義が終わって学食に出かけて1人で食事を食べていたのですが、サークルの友達が声をかけてきました。
「どうしたの?元気ないんじゃないの?」
私が悩んでいる姿を見て、元気がないと思ったみたいでした。
「元気はあるんだけどね、いろいろ問題もあってね」
「そういう時はご飯いっぱい食べちゃうといいよ(笑)」
いつもとっても明るい友達のYちゃん、無邪気な笑顔で話し掛けてくるので何となく悩んでいるのが馬鹿らしくなっちゃったんですね。
それで留学の話とかしてみたんですけど、その時にパパ活って言われてしまったんです。
「Yちゃん、もしかしてパパとかいるの?エッチな関係?」
「ちょっと、ちょっと、飛躍しすぎじゃないの?(笑)エッチなんかしてないよ(笑)」
パパを作ったなんて話してきた友達なんだけど、エッチなんかしていないと言うのです。
「だってパパって、大人の関係を作るものなんじゃないの?」
「なんか勘違いしているかも、そうじゃない関係もあるんだよ」
「それは何なの?」
Yちゃんの言いたいことが少しも飲み込むことができませんでした。
「あのさ、世の中には食事するだけでお小遣いくれるパパがいるんだよね。嘘じゃなくて今これ密かに流行ってるんだ」

「えっ、そんなの有りなの?」
「うん、セックスなしでお小遣いをくれるパパはいるんだよ。1回で2万円ぐらいもらっちゃっててね、月に5回ぐらいパパと会ったりすると10万円になっちゃうからね」
すごい金額、しかもご飯を食べるだけなのにそんなお金を気にしてきちゃうなんてビックリでした。
お金が欲しい私にとって、このパパという関係は何とも言えないきらびやかなものに感じてしまいました。